第8回やかん寄席、和室で開催!
第8回やかん寄席が2018年12月9日(日)にてくのかわさき・5F和室にて開催されました。
平成最後のやかん寄席、ですね。
これまでは、てくのホールという収容人数も100人を超えるホールでやってましたが、試しに50名キャパの和室にしてみました。
毎回、なにかしらの試みを行うやかん寄席ですので、こういうのも経験ということで…。
結果的にはおかげさまで、1部も2部も双方程よく集客がなされ、それぞれ40名ほどでした!
人数は特にコントロールしませんでしたがちょうどいい具合に二手に分かれてくれてほっとしました…。
さて、会の方はというと、以下の当日パンフを配布して行いました。
今回は仲入り後にストレッチの意味も込めてお楽しみじゃんけん大会としました。
トップバッターは、飴治郎「やかん」
前半は「高輪ゲートウェイ駅」と「新元号」に関する八っつぁんの疑問にご隠居が答えるという展開。
随分と改作してやりました…。
2番手は木凛さん「壺算」
計算に混乱する店主の納得のいかないもどかしさみたいなものがずっと持続して楽しい一席でした!
中トリは河童さん「首提灯」
描写が難しい噺ですが、河童さんの確固たる芸でありありと情景は思い浮かび、本当に首が落ちちゃうんじゃないかというヒヤヒヤする笑いが絶品でした!
仲入り後には「お楽しみ抽選会」として豪華景品(!?)が当たるじゃんけん大会。
やかん寄席特製クッキー、てぬぐい、地元喫茶店のコーヒーをめぐって、出演者でじゃんけん!
勝った負けたがはっきりしているのでみんなで盛り上がりました。
食いつきはぽんぽこさん「紙入れ」
ネタおろしというのも感じさせない堂々とした高座!
おかみさんの一枚上手な感じがちょっとアダルトで魅力的でした。
トリは笑声さん「井戸の茶碗」
登場人物が多いけれど、みんなそれぞれの立場で心優しい判断をするもんだから、見ていて清々しい展開!
トリにふさわしい長くたっぷり聴かせる高座で有終の美!
2部構成で演者は大変でしたが、1部の反省をすぐ2部に反映させたりと、それはそれでいいこともありました。
ホールの予約が取れなかったがために、仕方なく和室にしたものの、案外よかったです。
次回はホールで、2019年5月3日です!
新元号での開催ですね。
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