ごえん寄席 in ごえん楽市 無事に終了!!
川崎市内の市民活動団体が一堂に会する「ごえん楽市」が中原市民館で開催されました!
我々やかん寄席も市民活動団体の端くれとして、このイベントに初参加しまして、中原市民館のギャラリーを衣替えして寄席を設け、落語を3席披露しました。
医療・健康・介護関連やエコ関連のボランティア団体など幅広い分野から参加しており、総数は七十五団体だったそうです。
楽器の演奏体験とか運動系の参加型イベント、フリーマーケットに市内産野菜販売など盛りだくさんのイベントでした。
落語会は午後からだったので午前中は各ブースを眺めてましたが、お客さんは多く見受けられました。
ただ、けっこう手堅くまじめで社会派な切り口の団体も多いため、そういうところに来ているお客さんはお笑いに興味を持たないかもしれない・・・と、心配ではありました。
でもまあ、そこはそれイベント内では比較的若くて軽い団体の色合いをあえて前面に押し出して、みんなで着物を着て、落語とはいえラフでカジュアルな催しであることを強調しながら、会場入口で呼び込みをしてました。
それが良かったのかどうなのか、続々とお客様は入ってきていただけて、開演前には満席になりました!やった!およそ60名くらいでした。
番組は飴治郎の挨拶のあと、以下の3席です。
1)「粗忽の釘」 よろず家笑治
2)「反魂香」 朗々亭笑声
3)「宮戸川」 風林亭飴治郎
いずれも、“ご縁”にまつわる噺という事でまとめていまして、「粗忽の釘」はご近所の縁、「反魂香」は夫婦の縁、「宮戸川」は若いカップルの縁・・・といった切り口でお送りしました。
全演目終了後には、やかん寄席では恒例のお楽しみ抽選会!
今回は演者VSお客様でのじゃんけん大会というスタイルにして、特製エコバックと特製手ぬぐいをプレゼントしました。
皆さんには大変に喜んでいただけたんではないかなと思います。
おそらく気軽にふらっと立ち寄っていただいたお客様が大半だと思いますが、少しでも落語の持つ面白エッセンスを感じ取って帰っていただけたのであれば成功かなと思います。
集客という面では予想以上の結果に演者一同みんなで喜んだし、大勢の前で落語をやるというのは本当に気持ちがいいものだと再確認しました。
一方で、落ち着いて噺を聴かせるという部分では課題もあり、番組構成や座席配置、客入れ誘導、集客予測などでさらに緻密なケアが必要というのも分かりました。
初回ということであたふたしましたが、事務局の方々には無理を言って椅子を追加してもらったり、マイクを直してもらったりと大変お世話になりました。
こういうのはどうしても現場合わせが発生せざるを得ませんが、臨機応変に対処していただけて助かりました。
事務局の皆様本当にありがとうございました!
また来年も出場したいと思える、充実した1日でした。
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