第6回やかん寄席、大盛況のうちに終了!
第6回やかん寄席が4月7日(土)に無事開催されまして、大盛況のうちに幕を閉じました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
当日はピアノ&ジャグリングとして出演予定をしていた総理が体調不良で残念ながら欠場となってしまいました・・・(本人はやる気満々でしたが健康第一でしっかり静養してもらうこととしました)。
ただ、その代わりに大型新人であるところの「射水亭ぽんぽこ」さんに代演を頼み、見事にその役目を果たしてくれました!
ぽんぽこさんは次の第7回の秘密兵器と思ってましたが、図らずもデビューが早まるかたちとなりました。今後が大変楽しみな新人女流さんです!
ほかのメンバーは、何度もやかん寄席に出演にただいている常連メンバーですから信頼と実績も厚く、大いに盛り上げてくれました。
120名ほどの集客で、春ということで「新たな門出」をテーマにお届けした今回も、演者も含めてみんなで楽しむことができました~。
高齢のやかん寄席クッキーは、やさしい緑がまたすがすがしい!
図らずもこの日の飴治郎の着物の色と同じでした。
トップバッターは笑声さん「元犬」。
人間になったばかりでチャーミングな犬のしぐさがたまらない一席です。
木凛さん「たらちね」。
はじめてお嫁さんを迎えることになったものの、調子の狂うやり取りが楽しい一席です。
木凛さんのインパクトある(?)枕からの導入でした。
ピンチヒッター、射水亭ぽんぽこさんは「真田小僧」。
とても2回目の講座とは思えない見事な語り口!
演劇で培った確かな技量と愛嬌がほとばしる高座でした!枕からもう爆笑!
大師匠の小夏さん「鷺とり」。
冗談みたいな商売が成り立ってしまう落語のおおらかさと、ありえない描写を真剣にやるという落語のスペクタクルを感じる一席でした。
ちゃんと情景が目に浮かぶからやっぱり面白い!!
笑治さんは初めての漫談チャレンジ!
いつもは漫才の笑治さんですが、今回はピン芸人としてフリップを使った芸を披露してくれました。
あえて題して言うならば「年初に立てた予定はなぜ挫折してしまうのかについての考察」。
お客さんをその話術で引き込んで、ばかばかしいのに妙に納得してしまってその気になって感心してしまうという、それはまさに熟練の自己啓発セミナーでも見る気分でした!
トリはおなじみ河童さん。「子は鎹」。
笑って泣けるストーリーには普遍的な夫婦と子供の愛情あふれるやり取りがなんともいえず、ぐっと来るわけです。この手の聞かせる噺をじっくり語れるのは、河童さんの真骨頂で、多くのお客様の涙腺を刺激して、じんわりとした感動で幕を閉じることができました。
あ、そうそう、飴治郎は自作の新作落語「いきなりヒロイン」を中トリでやりました。
自分で作ったものをやるというのは、お手本がないので不安な気持ちでいっぱいでしたがなんとかかんとかウケました。よかった!!
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