川崎の落語教室について
飴治郎が本格的に社会人落語をやるようになったのも、川崎の落語教室に入ったのが始まりです。それが2015年の10月でしたね。
それまではまあまあ聞いたりするのが好きという程度だった落語でしたが、何年か前に友人が高座に上がっている姿を見たのがきっかけでぽっと火がついて(すぐにはやらなかった)、その後はじわじわとその火種が大きくなっていくのを感じながら、ようやく自分にイメージが膨らむに至った時、インターネットで「川崎の落語教室」と検索し、今の教室に辿り着いたという展開でした。
この落語教室は、川崎駅のアトレの5Fにある「読売・日本テレビ文化センター」といういわゆるカルチャーセンターの講座の一つです。
先生は(というか落語ですから師匠ですが)、清流亭いしあたま師匠と相談役のみそか家越さん師匠のお二人です。
お二人ともアマチュアながら芸歴は40年以上ですから筋金入りで、落語の所作などはもちろん厳しく教えていただきますが、加えて「アマチュアとしての落語」という観点を常に指導してくれます。
実はこの観点こそが飴治郎にとって最も肝心なことで、プロとは違うということに意識的であるよう師匠から繰り返し教わっています。前座から厳しい修行を積んだプロに対するリスペクトについて師匠は何度も言ってくれるのです。
やかん寄席はアマチュア落語会ですから、当然プロとは全く違うテイストです。あくまで我々は趣味の領域です。
ただでも、アマチュアならではの落語へ対するざっくばらんなアプローチで自分も楽しんで、そしてそれがお客さんに伝わっていって落語って楽しいなという素朴な感動を共有できれば、それはそれで良い趣味なんじゃないかなと思っています!
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